皆さんは、ボディビル大会でのかけ声を知っていますか?
「マツコ&有吉 かりそめ天国」(2018年11月7日)のテレビ放送をきっかけに知った方も多いと思います。
知らない方は信じられないほど、ボディビル大会出場者を応援する掛け声は他に類を見ないほどセンス抜群で面白いのです。
今回は、そんなボディビル大会の掛け声を厳選してご紹介します。
目次
ボディビル大会の掛け声とは
ボディビル大会における掛け声は、鍛え抜かれた肉体美を競うボディビル大会に出場しているボディビルダーたちを応援するために使われます。
普通のスポーツであれば、「ファイトー」や「どんまい!」といった掛け声になると思うのですが、ボディビル大会での掛け声は普通ではありません。もはや言葉の芸術です。
ボディビル大会の掛け声のかけ方
基本的には、掛け声言葉の前に選手番号をつけて、応援している選手を審査員にアピールします。
選手番号 + 〇〇〇〇〇
といっても、ボディビル大会での掛け声のかけ方に明確なルールがあるわけではないので、基本的に自由にかけて大丈夫です!
ただし、もちろんないとは思いますが、他選手と比較して褒めるような掛け声はマナー違反ですので決してしないようにしてください。
例)〇〇番が△△番の倍以上デカい!
はじめてでも使いやすい掛け声
切れてる!
筋肉のスジがはっきり見えて美しいという意味です。
デカい!
そのままの意味です。「筋肉の部位+デカい!」が基本的な使い方です。
「デカいよ!周りが見えない」といった表現もあります。
ナイスバルク!
バルクとは筋肉やその大きさを表す用語です。
つまり、ナイスバルクで「(形や大きさ的)良い筋肉だ」という意味になります。
仕上がってる!
素晴らしいコンディションだという意味です。
バリバリ
脂肪がなく筋肉と皮膚1枚のような状態になっている状態を意味します。
思わず使いたくなるセンスが良い掛け声
肩メロン!
肩の筋肉である三角筋がまるでメロンのように丸く大きいという意味です。
上腕二頭筋チョモランマ!
力こぶとも呼ばれる上腕二頭筋が世界一高い山であるチョモランマ(=エベレスト)のように盛り上がっているという意味です。
背中に鬼が宿ってる!
背中の筋肉を鍛えると、鬼の顔のような形に見えることから、背中の筋肉を褒める際に使われる表現です。
腹筋板チョコ!
腹筋がまるで板チョコのようにくっきり分かれている様を意味します。
土台が違う土台が!
他とは次元が違うほど素晴らしいという意味です。
新人類
今までに見たことがない素晴らしい筋肉の持ち主だという意味合いです。
はい、ズドーン!
選手がポージングを決める際に効果音としてかける言葉です。
特定の選手というよりも、会場全体を盛り上げるために使われます。
使うには覚悟が必要な掛け声
肩にちっちゃいジープのせてんのかい!
肩メロン!をさらに進化させた表現。まるで三角筋がジープのように力強いという意味合いです。
そこまで絞るには眠れない夜もあったろう
「きっとそこまで脂肪を落とすためには極度の空腹や苦痛に耐えたんだろう」と審査員の心情に訴えかける珍しいテイストのかけ声です。
ノーベル筋肉賞
筋肉の素晴らしさがノーベル賞を取れるレベルだという意味合いです。
もちろん、実際にはノーベル賞に筋肉部門はありません。
マッチョの豊洲市場
まるで豊洲市場のマグロの競りのようにマッチョが並んでいる様子を表現したかけ声です。
こちらも、「はい、ズドーン!」同様、全体を盛り上げるために使います。
まとめ
いかがでしたか?
ぜひ、ボディビル大会に行く機会があれば使ってみてください。
ちなみに、公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟から出版されている「ボディビルのかけ声辞典」という本には、今回紹介したもの以外にもたくさん面白いかけ声が載っているので、興味がある方は読んでみてください。
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